MacBook ProでBootcampを使ってWindows Server 2016を動かすために発生した問題と解決するために行った事。日本語でのまとまった情報がほとんど見つからずに苦労したので、もう一度やる羽目になった時のためのメモです。
1. Bootcampアシスタントによるインストールが頓挫する
前提
原因
- Windows Server 2016インストール用のISOには、1ファイル4GBを超えるファイルが含まれる
解決手順
- 別のWindows端末を用意する
- ISOファイルをWindows端末に置く
- ISOファイルからinstall.wimを取り出す
- install.wimをDismコマンドで分割する
windows server 2016 via boot camp? - Apple Community - 分割したファイル(install.swm, install2.swm)とinstall.wimを差し替えて、再ISO化する
2. 無線LANが使えない
原因
解決手順
- Thunderbolt – USBポートアダプタを用意する
- USBメモリを用意する
- 「ワイヤレスLANサービス」の機能を追加する
サーバーマネジャー > 役割と機能の追加 > 役割ベースまたは機能ベースのインストール > 機能 > ワイヤレスLANサービス > インストール
- 再起動をかけてmacOSを起動
Windows と macOS を切り替える - Apple サポート - WindowsSupportフォルダをUSBメモリにコピーする
- 再起動をかけてWindowsを起動
- BroadcomWirelessWin8x64.exeを実行
WindowsSupport > BootCamp > Drivers > Broadcom
- Apple Software Update「Bootcamp用Wi-Fiアップデート」をインストール
Apple Software Update を使って Boot Camp における Wi-Fi の諸症状を解決する - Apple サポート
3. 英数かなキーが認識されない
原因
- デバイスドライバーに異常がある