フィヨルドブートキャンプ Part 2 Advent Calendar 2022 - Adventar の2日目の記事です。昨日は@universatoさんの「【初心者向け】全角スペース・全角英数字を駆逐してQOLを高める - Qiita」でした。
2022年を振り返ると、1月にフィヨルドブートキャンプを始めて10月に卒業し、現在就職活動中ということで、今年はまるまるフィヨルドブートキャンプの年となりました。
どんな切り口で振り返ろうかな~とちょっと考えて、フィヨルドブートキャンプについては卒業生や受講生やメンターの方の記事がたくさんあるので、カリキュラム以外でやって良かったことを振り返ることにしました。
フィヨルドブートキャンプ内のイベントの話が多くなるので、どちらかというとフィヨルドブートキャンプ生向けの内容になるかと思いますが、それ以外の方にもフィヨルドブートキャンプの雰囲気が伝わったら嬉しいです。
りんどく.rb
りんどく.rbはフィヨルドブートキャンプ外にも開かれた、プロを目指す人のためのRuby入門の輪読会です。
フィヨルドブートキャンプを始めてすぐの頃に開催された「🎍新春 輪読会EXPO🎍」で知って、参加するようになりました。途中から都合が合わずに行けなくなってしまったのですが、「第7章 クラスの作成を理解する」まではできるだけ毎回参加するようにしていました。
参加してよかったこと
- 輪読会に初挑戦できた
- ドライバーに初挑戦できた
- オブジェクト指向が怖くなくなった
まず何よりも主催者の@fugakkbnさんのお人柄のお陰で、初めての輪読会という場で何をするんだろう?ドライバーってどんなことをしたらいいんだろう?という状態から、一歩踏み出すことができました。
第7章では著者でフィヨルドブートキャンプのメンターでもある@jnchitoさんが来てくださって、みんなで意見を交わしたり伊藤さんに質問したりしながらオブジェクト指向を実践してみるという貴重な体験もできて楽しかったです。
さらにちょうどその頃、フィヨルドブートキャンプのプラクティスもオブジェクト指向に差し掛かっていて、その課題の一つを伊藤さんにレビューしていただくことになりました。りんどく.rbとフィヨルドブートキャンプの相乗効果の恩恵を受けた人ランキングがあったら1位を狙えるのでは?!なんて思ってます。
Everyday Rails合宿
「合宿」というのは、@eatplaynap329さんによって考案された輪読会スタイルで、連続した日程で集中的に1冊の本を読むイベントになります。
5月の連休期間にこの合宿形式でRSpecの入門書であるEveryday Railsを読もう!というイベントが@Paru871さんによって企画されて、ちょうどその頃自動テストのプラクティスに差し掛かる時期だったため、やった~と思って参加しました。
参加してよかったこと
- 分からないときに思考を実況するのに慣れた
- コードが分からないときの調べ方を知った
- RubyMineの使い方を教えてもらえた
- 自動テストやTDDの考え方を知った
- RSpecの使い方を知った
- システムテストはRPAに必要だった知識がそのまま使えると分かった
この合宿で身に付いたことは本当に多くて、贅沢な時間だったと思います。フィヨルドブートキャンプのメンターである@cafedomancerさんと、卒業生の@sanfrecce_osakaさんがほとんどずっと来てくださったので、書いているコードでもテストの考え方でも実際の開発現場ではどうしてるのかといったことでも、分からないことがあったらその場でスルスル解決してしまうという、すごい環境でした。
そしてこの合宿のあと自動テストの課題をRSpecで提出して、なんとこの時もEveryday Railsの翻訳者でもある伊藤さんにレビューしていただきました。Everyday Railsとフィヨルドブートキャンプの相乗効果の恩恵を受けた人ランキングがあったら1位はちょっと分からないですが上位に食い込める気はします。
あとはシステムスペックに関してはRPAのブラウザ操作とやっている事は同じだと分かって、知識の足場にできそうだなとこの時思いました。
目覚まし会
Everyday Rails合宿は朝7時開始という朝型のイベントだったのですが、その時に「朝早くても人との約束があれば起きられますね」といった話が出て、確かに!と思って無ければ作ろう早起きイベントの精神で始めました。
フィヨルドブートキャンプにログインできる方限定になりますが、当時の日報にその頃のことが書いてありました。
主催してよかったこと
- ミニサイズながらもイベントを進行する経験ができた
- 毎日7時には起きている癖がついた
- いろんな人と話すことができた
目覚まし会をやっていなければ今よりもっとフィヨルドブートキャンプの中に知り合いと言える人は少なかったと思います。時間的な都合などで輪読会のようなイベントへ参加するのが難しい方にこそ、ミニサイズの気軽なイベントを主催してみるのをお勧めしたいです。
1分間スピーチ会
1分間スピーチ会は、毎週月曜日に@wata00913さんが主催しているイベントです。お題を決めて順番にスピーチをして、スピーチに対して参加者同士で質問したり感想を伝えたりします。
ずっと家にいて夫とハイコンテクストな会話しかしていないので、いずれ就活を始めた時に何も話せなくて困るぞという問題を何とかしたくて参加し始めました。
参加してよかったこと
- 話す練習ができた
- 内省する機会になった
これは主催者のwataさんの質問力の高さによるところが大きいと思うのですが、質問に答えようとしてみた時に、今までぼんやりとしか認識できていなかった自分の考えが明瞭になってくるようなことが何度もありました。
この会で話したことのいくつかを発展させた内容は実際に職務経歴書にも盛り込んだので、特にフィヨルドブートキャンプを卒業したら就職/転職する予定の方にもっと知られていいイベントじゃないかな~と思っています。
グループコーチング
グループコーチングというのはメンターの@_yoshitsuguさんが紹介してくださった手法で、コーチングといっても誰かが導いてくれるようなものではなくて、基本的には自分で目標を立てて実践したことを話す場です(と私は捉えています)。 6月頃から今まで続いていて、私のいるグループは今は2人になってしまいましたが少し前まで4人でやっていました。他にもいくつかのグループがあります。
参加してよかったこと
- 一年・一ヶ月・一週間の予定を立てるので、進捗迷子にならない
- 計画を立てることで、逆に休むときは休む決断ができるようになる
- 他の方の視点からコメントを貰うことで、視野が広がる
一人だけでやっていると「今週はあんまり進まなかったな」などネガティブな面にばかり意識が行きがちですが、グループコーチングの場で話すとポジティブな面を見つけてもらえたりして、視野を広げる機会であったり、他の方の良い取り組みを知って自分も取り入れてみる機会を得られたのが良かったな~と思います。
この記事を書くにあたって今までのグループコーチングのログを見てみたところ、一週間レベルだとブレはあっても一ヶ月単位でみるとほとんど計画した通りに進捗していたので、改めてグループコーチングの力を感じました。
自作サービスのポイント付け会
こちらも前述のeatplaynapさんが始めたと伺っている会で、自作サービスを開発中で予定が合う人が集まって、各自のスプリントプランニングをする場です。
先に自作サービスのプラクティスに入っていらした@Saki_ht3150さんがお誘いくださって参加するようになりました。
参加してよかったこと
- 話すことで次にやるべきことが明確になる
- 同じようなステージで試行錯誤している仲間がいると分かる
人によっては孤独でしんどくなってくることもあると聞く自作サービスのプラクティスですが、私は基本的にずっと楽しくやっていました。そう言える理由の一つには、ポイント付け会のお陰があったと思います。
特に誘ってくださったSakiさんとは一番よくお話をさせてもらって、自作サービスのリリース後も今度はプロジェクトを就職活動に変えたような形で会が続いていて、それこそ孤独になりやすい就活に何とか取り組む力を貰っています。
おわりに
振り返ってみると本当にいろんな人に助けてもらっていて、この記事に名前を出していない方も含めてお一人お一人にお礼のお手紙を書きたくなってきたのですが、それを始めると今日中に投稿できなさそうなのでこの辺りで投稿することにします。
明日はMinoru Maedaさんの「Herokuの代替OSSを試した話」だそうです。Herokuの代替、気になりますね~👀